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国家資格・キャリコン試験対策・JCDA口頭試問・クライアント分析③

キャリコン・実技対策・クライアント分析③

ここ数回は、キャリコン試験対策ブログになっています

今が旬ですから~

ロープレに『?』が付いている人は、もしかしたら、
自分がクライアントでキャリコンをしてもらうと、近道になるかもしれません

キャリコンを目指している人もキャリコンを受けたことがない人が一杯います

必ずしも、素晴らしい面談を受けれるか分かりませんが、実技を合格をしている人には間違いないので、一度、お金を払ってキャリコンしてもらう事もお勧めします

 

何故そんなことを思ったか?

練習しているけど、方向性が見えなくなっている人も多くなっています
色々なフィードバックも芯がしっかりしていると、意見も咀嚼できますが
グラグラしている人は、合格の方向性を見失ってしまって、練習しても、遠回りします

 

是非、参考にしてみて下さい~

 

では、今回は、主訴について書いていきます

 

口頭試問で出てくる『主訴』を分かっていますか?

 

主訴とは?

クライアントが問題だと思っている事

前回の来談目的と何が違うの???

実は、『はじめまして~』の時間は

来談目的 = 主訴

です

それは、キャリコンに語りたいことが、自分にとって問題と思って、相談に来ているので、始めは、イコールになっています

じゃなぜ、来談目的 と 主訴 と言い分けているのか?

2級1級技能士を持っている人も、ここは同じという解説をしている人はいます

特に、キャリ協で受験する人の為の勉強会で入っているホルダーさんは、区別していない様にも感じる事もありました

 

しかし、私は違うと思っています

 

来談目的は、なぜ、来談したか!? 相談したかった事

しかし

主訴は、話をしていくうちに、クライアント自身が、当初来談した時に問題と思っていた事とは違う事が、問題だと感じることが多くなります
他に問題があると感じている事に気づいたときに、主訴が変わるという事が起きます

 

私がホルダーで入る時にお伝えしている表現で、『話が展開する』という時は、主訴が変わった事を意味しています

 

JCDAでは、経験代謝というものを重視しているため、この展開は、ある程度、認識が必要です

15分で展開しなくても、クライアントが発した言葉、経験代謝のキッカケになる言葉はあると思います

それを口頭試問に入れることが合格につながるからです

 

ここでポイントです

※主訴は、基本的には、クライアント自身が問題だと感じてるという事がポイントになります

 

口頭試問でのアドバイス

ここで、余裕があれば、チャレンジしてほしいのが

先ほど、来談目的と主訴は違うという事を書きましたが
試験官は区別していない事も考えられます

なので、主訴はなんですか?と質問を受けた時は

【例】
来談した時は、〇〇について問題と感じていたと思いますが、お話するうちに、××と思っている事が主訴だと思います

 

などです

 

来談目的と主訴の把握が最大のポイント

主訴は、その人の価値観によって問題定義されています
クライアントが語った内容で、大切にしている事、価値観などがあるから、問題だと思っています

来談目的は、一方向から問題点を見て来談してきます
その、問題を語っていくうちに、問題点の見る方向が変わっていき、問題点が違ってくるのです

これが、来談目的 ⇒ 主訴 への変化

そして、その話から、クライアントが問題だと思っている事を仮説して
時には、クライアントに確認します

ここで、大切なことは、クライアントの問題点が、間違いではないという事
そういう価値観で生きているという事です

そして、クライアントが問題と思っている事が、なぜ問題だと思うのかを見立てる事が

キャリコンとしての、『見立て』『キャリコンから見たクライアントの問題点』となります

 

この項目も、よく質問されます

 

そして、この見立ては、論述でも出てきますので
論述を練習すれば練習するほど
見立てるという事がどういう事かが理解できるようになってきます

 

次回は、キャリコンとして見立てるについて解説致します~